超訳『1〜100』

「防衛的悲観主義者」が良く感じる不安・緊張の活かし方とは?

防衛的悲観主義について

超訳

防衛的悲観主義者とは簡単に言えば不安を感じやすい性格であったり緊張に苛まれやすい人の事を指します。多くの人は不安を感じる事は良くないと考えていますし、ストレスや緊張も同様です。そしてその人に対して落ち着けという言葉をかけたり自信を持てとアドバイスをします。ですがこのアドバイスは科学的には効果は否定されていて、むしろ逆の方向に進んでしまう事がわかっています。ではどうすればいいのか?それは不安や緊張の仕組みを理解する事が欠かせません。では不安とは何なのかといいますと、それは未来への準備です。不安があるからこそ、これから起こりうる事に対して万全の準備が出来ます。例えばテストの試験が控えてるのであれば不安があることによってしっかりと対策をし、より良い結果に導く事が出来ます。緊張についてはアドレナリンが大量に分泌されている状態にあるので集中力がより研ぎ澄まされているということになります。ですから緊張はいけないと考えるのではなく、私は今、やる気が漲っているんだと認識する事でパフォーマンスは大きく変わります。実際に緊張している警察官の方が誤射の確率が少なく、犯罪者との交渉もミスが少ない事が分かっていたりします。特に日本人の多くはネガティブ遺伝子で多くが形成されているので、自己啓発のような「未来には幸運が待っている」や「レッツポジティブ」と考えるのではなく、日本人の特性を活かし、不安や緊張を正しく使って行くことが自分の成長を加速させる最も良い考え方という事がわかります。私はかなり緊張するタイプですが何か大切な場面ではやる気で満ち溢れてるぜと自分に言い聞かせてます。逆に大事な場面で緊張していない時はミスをする確率が上がっていて危ない状況なので、対策としては運動をして心拍数を上げて無理矢理でもアドレナリンを出すといった対策をしています。是非、試験や交渉、または違った大切な場面でもこの知識を活かしてみて下さい。今までとの違いを感じれるはずです。本日もありがとうございました。