残酷な真実
超訳
こんばんわ。少しダークな話をしていきます。それは人間が「裕福な人」を見た時と、「貧者の人」を見た時の人間の脳の反応の話ですが、皆さんは裕福な人と、貧者の人に対する感情、または好き嫌いは、同等ですか?道徳的にも多くの人は皆、同等であると答える人が多いでしょう。また自分は人を平等に判断しているんだと思いたがりますし、それを自己正当化したがるのが人間というものです。それは私も含めてです。ですが実際の人間の脳をスキャンしてみると、脳の反応は、どうなのでしょうか?プリストン大学の神経学者の研究によれば、人間はこの人は人なんだと脳が判断する時は、脳の前頭前皮質内側が活性化します。ですが裕福な人をみる時は、この部位が反応するのに対して、実は貧者を見る時に対しては、人の脳は、この脳の部位が活性化しないんです。過去の人間の歴史を見れば「奴隷制度」やドイツ、ナチスによる「ホロコースト」、様々な非人道的な残虐な事がたくさんあります。それは、人の脳が人を「非人間化」としてみなす事があるのが原因だと考えれば、それはとても恐ろしい話です。人はこのメカニズムを理解して、自制心を働かしていかなければ、人はいつでも残酷で冷淡な人間になってしまう恐れがあるという事です。少し考えさせられる研究結果でした。本日は以上になります。